2010-03-16 第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
利根川水域の安全を確保するためにこの八ツ場ダムの計画が立てられて、そして一都五県が協力しながら、皆さんはこの計画を推進してきたのではありませんか。 安全を担保するには、もちろん先生が言われるような堤防の強化、貯水池、そうした整備も必要だと思いますが、それと同じように、ダムをつくることによってそのリスクを低下させることにはつながるのではないでしょうか。
利根川水域の安全を確保するためにこの八ツ場ダムの計画が立てられて、そして一都五県が協力しながら、皆さんはこの計画を推進してきたのではありませんか。 安全を担保するには、もちろん先生が言われるような堤防の強化、貯水池、そうした整備も必要だと思いますが、それと同じように、ダムをつくることによってそのリスクを低下させることにはつながるのではないでしょうか。
例えば、今、八ツ場ダムのお話をされておりますので申し上げますと、カスリーン台風というのが戦後すぐございましたけれども、あの被害が利根川水域で出たということを前提に、八ツ場ダムも含めた河川整備計画というのがつくられたと聞いております。
例えば、私ども足立区、東京都の水道の主な供給源は群馬県でございまして、群馬県は関東地方ということで、利根川の流域全体で広域団体をつくって、利根川河川の管理等については、たくさんの県と市町村が合同で利根川水域を管理するというような形もやらせていただいておりますが、そうした意味で、道州制の中でその部分は解決していくことの方が妥当なのかなというふうに思います。
私、過日、五月の十九日でございましたけれども、利根川水域の水防演習に参加させていただきまして、そして土のうづくりの土の袋詰めを経験しましたり拝見させていただきまして、利根川水域のあの水防演習を見まして、やはりいかにふだんの訓練と、そしてもしものときに自分はどうするかという住民の意識というものも本当に私は大事だなと思っております。
この点について負担の配分というものはどのような形で行なわれようとするか、第一に問題は、利根川水域の水の配分がどれくらい今日まで余っておるのか。それから、その受益者負担というものの割合はどのようにきめようとしておるのか、また、考えられておるところの配分というものも御説明願いたいと思います。
そこで建設省の利根川水域の所長も同道いたしまして、この遊水池の中に現在堤防をこしらえているわけですが、堤防をつくる前の作業場の一つとして、七メートル幅で千メートルの直線コースがつくられているわけです。現在それは完成しております。これは私たちが見れば、専門家に伺えば全く納得できるのです。
肝心の利根川水域と淀川水域をやるというのだけれども、治山治水は基本計画を四条の三項で十分に考慮してやると、こう書いているのだが、どれだけそれじゃ考慮されてやれるか。建設省があの主体になっておるわけですけれども、農林省は水資源のあの法律第四条の三項で治山治水は考慮するというだけで満足されているのかどうか。私はどうもこれもやつばし洪水時の災害に関係して重要な問題をもたらすと思う。
これは、あとからつけ加えて御答弁いただきたいと思いますが、次に、御質問申し上げたいのは、指定水系が、利根川と淀川ということでございまするので、とりあえず利根川の問題に関連をいたしまして、農業的な農業水利事業、こういうものに関連をしてお尋ねいたしたいと思うのでございますが、まず利根川水域におきます、流域におきます農耕地の面積が、大体五十一万町歩——五十一万ヘクタールというふうにいわれております。
そういうような点からいって、また下流地帯における——利根川水域においても、印旛沼の農業関係の利水事業をやっている者もおる。こういう者とひっくるめて、私は、何かしらこの人員構成というものができなければならないんじゃないか、こういうような気持がするんですがね。
すでに利根川水域のこの多目的ダムの計画を見ましても、矢木沢ダムが大体四十年に完成するんだ、あるいは園原、川俣、いずれも三十七年、三十八年、こういう着工してから四年ないし五年くらいでもってダムを建設していく、こういうことのようでございます。
しかも、さっき建設省なり企画庁から申されました利根川水域の開発の場合におきましても、私は先般の災害があった後向こうに参りましたけれども、こういうような問題が多分に提起されておるわけであります。
○国務大臣(河野一郎君) 御承知のとおり、水資源開発公団ですか、公社ですか、これから法案を出すものは、実施の暁には、おおむねその対象とするものは利根川水域、淀川水域というものを目途としておるようでございます。ところが、御承知のとおり、愛知用水公団は、多少機構も縮小、整備いたしましたが、現に豊川用水の事業を本月一日からやることになっております。
私さっき具体的にあげた、たとえば利根川水域、荒川水域。荒川水域の場合にはその支流が幾つもある。私はかつて予算委員会のときに質問を申し上げた例を引きますと、たとえば荒川の水域を、今隅田川と荒川放水路との関係を調整するために水門ができておる。その水門によって本所、深川の洪水が救われました。非常に大きな利益です。その水門ができたために、川口は毎年水没する。というのは、芝川の水門を締めなければならぬ。
たとえば利根川水域ということになると、いろいろな問題が出ますよ。たとえば、今、私どもしろうと考えで見てもわかるけれども、自然の関係でありますけれども、あまり乱伐したために、洪水の場合に土砂をどんどん下流へ押し流してくる。そして、川の底が上がってくるわけです。上がってくることによって、その下流の灌漑地域というものは全くその水源を失ってしまうというようなことで、今争いが起きている。
をふやすことによって公債費問題を解決するというのなら、まあわが党としては、まだ足らぬじゃないかという考えを持っておるのですが、しかし、諸般の情勢で、二七・五になり、公債費問題が一応三十三年度とじてはまあまあだということになれば、ただいま言われました交付公債は、これはもう絶対別途な措置で——別途といいますか、これやつてもらわぬ限りは、私まあ自分の選挙区とも直接関係ないのですが、関東数県を実際歩いてみて、利根川水域
それ以上水防団体が、今申すような利根川水域の根本的改革というものをみずからやろうということになれば、これはなかなか容易な問題じゃありませんけれども、これはやはり政府とそれぞれの関係機関との間で漸次解決をいたしてゆく問題であって、それとは全然別とは申しませんけれども、別の立場に立って当面する水防の問題に対する費用負担なりまた管理団体の整備強化をはかるということについては、私は、話して漸次これを整備して
それからもう一つは保安庁の利用の問題、現に利根川水域におきましても保安庁と折衝いたしておりますが、出先の保安隊は常時保安庁の本庁のほうから指令がありますればどういうことでも協力をしたいという態度になつておるようであります。まだ保安庁から何も指令がないというのが現実の姿であります。恐らく保安庁長官も昨年の北九州における災害地方に対する保安隊の活動に非常な絶讃を浴びておるわけであります。
今我々は国の直轄事業を国の出先機関である東北地建局でも或いは関東地建局でもやつておりますが、こればかりではまだいけない、もつとうんとやつて欲しい、自治事務ではとても駄目だということを、北海道よりも遥かに開発された内地の利根川水域、或いは北上川水域、熊野川水域等の府県民諸君が言つておるのです。而も理由は北海道と同じなんです。
それから府県彩的の大きな特定地域と申しますか、例えば利根川といつたような、こういう大きな区域のときには利根川水域総合開発審議会というようなものを設け得るのであります。
○西村(英)委員 たいへん数字をあげてお話がありましたが、あまりはつきり数字がわかりませんので、これは委員長にお願いをいたしますが、この法案に上つておりまする第四条の計画についての、二十六年度の政府の河川、砂防等について、利根川水域に関しまして投資されたところの予算がどれくらいあるか、これを政府に要求しておきたいと思います。
日本のこの一番地方のあるところの、実力のあるところの利根川水域を本当に開発するということが、そういう一つのきつかけになる、又日本全体に及ぼすところの総合的な開発、日本の国力を培養するところの一つのきつかけを作れるだろうと私は確信するのであります。
それは現に利根川水域各所に見られております。そういうようなためにこの水の決壊を招いて災害を呼ぶようなことも間々ありますので、こういうような点から考えて、むしろこの法案ができましたために、本当に各県が協力するならば、各県の水に関するトラブルはこれによつて解消し得る。
それから佐々木さんの御質問の、利根川だけを切離して特別な利根川水域開発計画を立てるということになれば、建設大臣としては全国の河川についての総合的な改修、開発計画を作るのであるから、その間一元的、統一的な見地から見ると調和が破れはせんかという御質問に対しましてお答え申上げます。私はこの点については必ずしも破れるとは考えておりません。
更に最近におきましては、必要に応じて区域別の審議会等も作り、殊に利根川については長い間の懸案でもありますので、関東、甲信地域の審議会を特に作つて、そこで主として利根川水域における総合開発計画をどうするかという具体策の、具体的計画を立てさせるように実は進めておるわけであります。